ベトナム・オフショア開発最新情報(2025年8月)~ベトナム統一鉄道の車窓から・社員旅行編

こんにちは。ISV 糸見です。

今年も日本のお盆休みにあわせて「社員旅行&チームビルディング」を実施しました。
今月のメルマガは社員旅行記としてお送りします。

会社が18期目ともなると、社員旅行はベトナム国内の主要なリゾート地にほぼ2回づつ行っています。
ダナン・ホイアン、ブンタウ、ファンティエット、クイニョン、フーコック島、ニャチャン、コンダオ島・・・

今年は、まだ行った事がないところに行って見よう! ということで、旧フーイエン省の省都「Tuy Hoa(トゥイホア)」になりました。

トゥイホアは、ホーチミンから北上して500キロくらい、ニャチャンとクイニョンの中間あたりに位置にある海沿いの小さなリゾート地です。

ベトナム統一鉄道の車窓から

社員も増えると、飛行機に乗ると航空券だけでかなりの金額になってしまうため、往復ともに「ベトナム統一鉄道」を利用することにしました。

私は25年振りに統一鉄道に乗りましたが、いつのまにか、のんびり列車の旅も良いなあと思う歳になってしまいました・・・笑

さあ、サイゴン駅~トゥイホア駅まで、総距離約510キロを10~11時間かけての鉄道の旅の始まりです。
ちなみに、約510キロは東京~京都間の距離と同じで新幹線「のぞみ号」なら、たったの2時間15分です!

直前まで会社で仕事をして、そのままサイゴン駅を夜20時55分発の「ハノイ行きSE12号」の寝台列車に乗り込みます。

古い東ヨーロッパ製のディーゼル機関車1台が、これまた日本の国鉄時代のような古い客車12両(内、8両が寝台車)を引っ張って進んで行きます。

夜のサイゴン駅の雰囲気も最高で数十年前から時が止まったかのようです。

今回は一等寝台で上下2段のベッドがついた4人部屋寝台コンパートメントです。ベットの幅は狭いので寝返りは打てません。社員4人と一緒なので1室貸し切りですが、普通はこの狭いコンパートメントで全く知らない人と夜を共にすることになります。

チケット価格は「2等座席(ハード)」、「1等座席(ソフト)」、「6人寝台(上中下3段の6人)」、「4人寝台(上下2段の4人)」の順に高くなって行き、寝台のベッドは下段の方が高いです。


このベトナム統一鉄道は、ハノイまで約1,726キロ(ほぼ単線)を、なんと「33時間10分!」もかけて走ります。
列車の中で、ほぼ2泊ぶっ通しで狭いコンパートメントで寝泊まりすることになります・・・

食事も車内で提供されており、数時間に1回、ご飯とおかず、スープを大きな鍋で配膳していたり、フォーやパンなどの販売も行われています。

時速50~70キロで長時間の旅ですが、古いレールの上を列車が進む「ガタン、ゴトン」という果てしなく続く規則的な音が心地よく、あっという間に眠りにつくことができます。

喧噪のサイゴンを列車がゆっくり動き出し、両脇の住宅群をすれすれに進み、広大な草原や塩田、椰子の木と水牛が放たれた見渡す限りの田園と遠くに緑豊かな山々、次々に景色が移り変わって行きます。

特にニャチャン~トゥイホア間、ダナン~フエ間は、海岸沿いの険しい山腹を進み、太平洋の絶景を見ることができます。

100年以上の歴史を持つ、ベトナム統一鉄道は「世界で最も体験する価値のある鉄道路線9選」にも選出されています。

車窓を流れる誌的な美しさが宿る田舎の風景、ガタン、ゴトンとゆったりとした時の流れ、是非みなさも「ベトナム統一鉄道の旅」を体験してみてください!

古き良きベトナムを感じられるTuy Hoa(トゥイホア)へ

夜20時55分にサイゴン駅を出発した列車は、無事に朝7時半頃にトゥイホア駅へ到着しました。

トゥイホア(Tuy Hoa)は、ちょうど、20年前のダナンやニャチャンを思い出す、古き良きベトナムの風を感じられる海辺の小さな田舎町です。外国人の観光客も少なく、のんびりとした空気が流れます。

そんなトゥイホアですが、「ベトナムNo.1」の観光名所が複数あります。

まずは19世紀にフランス人によって建てられた「ベトナム最古」の教会「マンラン教会」です。
このゴシック建築様式で建てられた教会は、両側に2つの高い鐘楼があり、天井も高い壮麗なカトリック教会です。

次に「ベトナム本土最東端」となる「ダイラン岬」です。
ベトナム地図でお腹のヘソのあたりで、ベトナムで一番最初に日が昇る岬で、「ベトナム最古」の灯台、「ムイディエン灯台」もこの岬に立てられています。

他にも、火山噴火により流れ出した溶岩が海水で冷やされて収縮する際、規則正しく六角形に固まる柱状節理が造られた、Gành Đá Đĩaガン・ダー・ディア)」と呼ばれる場所があります。
ベトナム国家遺産に指定された、この海岸にはおよそ7千万年~1億年前にできた35,000本の五角形や六角形の柱が並び、悠久の時を超えた自然の神秘を見て触って感じることができます。


ちなみに名物は「Banh canh he(バイン・カン・へ)」です。タピオカと米粉を混ぜたもちっとした麺に、さつま揚げと大量の刻んだニラが入った麺です。ほんのり甘めでさっぱりとしたスープでとても美味しいです。
白く浮いているのはクラゲです~


トゥイホアは人口20万人の海辺の小さな街ですが、シュノーケリングができる奇麗な海など見所たくさんです。

近年のダナンやニャチャンなど、良くも悪くも高層のアパートやホテルが建ち並ぶ大都会となってしまいました。
これから行くなら、古き良きベトナムの風を感じられる海辺の街「トゥイホア」はおススメです!

今年の社員旅行もビーチでのチームビルディングやガラディナーパーティーなど盛り上がりました。
3~4日を社員とともにすると、普段見えない一面などが見れて新鮮で面白いです。そして旅行の後はみなの結束力も一気に上がります。

旅行の予算や準備も大変ですが、彼、彼女らの笑顔を見ていると、頑張って毎年続けて行こうと思います!
こうやって会社のイベントでみなが一緒に盛り上がれるベトナムは、やっぱり最高ですね!

9月のメルマガは、また最新のベトナム事情やITのお話を書きたいと思います~
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

糸見 圭太郎
ISV VIETNAM CO..LTD 代表取締役CEO
1996年に初訪越し在越29年目へ。2007年ISV創業。
ITのチカラでお客様そして社会のDXに貢献します。

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