こんにちは。ISV 糸見です。
サイゴンは雨季前の一年で一番暑い季節に入りました。
これから暫くエアコンも効かないくらい暑い季節に入りますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
先日、日本で話題の映画「国宝」がベトナムでも上映されるということで、久しぶりベトナムの映画館に足を運んでみました。この日が日曜日というのもあったのか、ほぼ満席で9割がベトナム人、日本人はまばらにいる程度です。
最初はベトナム人に歌舞伎が理解できるのかな?と思いましたが、
3時間近い長い映画でも途中で離席する人もおらず、時々感嘆ももれていました。そして映画の終焉時には、みなさん大きな拍手をしていましたのでストーリーも理解して感銘を受けていたと思います。
日本の映画館では、まず拍手は起こりませんが、ベトナムでは良い物には自然に拍手が起こります。こういう感情にストレートなところがベトナムのいいところですね~
という私は「国宝」を見ながら、30年前の映画「さらば、わが愛/覇王別姫」を思い出さずにいられませんでした。
同じように幼い二人の少年が京劇の厳しい世界で成長していく話なのですが、国宝は血統と二人の人生の浮き沈み、「曽根崎心中」を演目に死をも覚悟する芸の高みへというストーリーですが、
さらば、わが愛は京劇の「覇王別姫」という演目に二人の愛と死を見事に重ね、日中戦争から文化大革命に翻弄される二人を壮大なスケールで描かれています。まだ見ていない方は、是非アマゾンプライムでご覧ください。
ベトナムの映画産業は絶好調で国内映画が6割以上を占めており、若い人口を追い風に2035年までに映画館1,000館、年間観客数1億人の達成を目指しています。
映画って本当にいいですね~
【人手不足と21世紀の産業革命】
日本の法務省出入国在留管理庁が発表した統計によると、25年末時点の日本在留のベトナム人が過去最高の68万人を突破しました。
68万人と言えば、ちょうど静岡市と船橋市の間くらいの政令指定都市の人口に近いと考えるとすごい数ですね。
在留の内訳は、技能実習生が約19万人で最も多く、次いで特定技能が16万、技術・人文知識などの高度人材が12万人となっています。
高度人材の先駆けとなったIT技術者のベトナム人の知り合いなどは、既に永住権を取得し家族で住んでいる人も多くいますし、
日本でコンビニや飲食店に入るとスタッフの多くはベトナム人であり、彼らなしでは日本社会が成り立たなくなっています。
そんな中、日経新聞に気になる記事がありました。
人手不足にどのような対策をとるかを国内主要企業のトップにアンケートを取った結果、約6割が「生成AIで代替」という回答であったという記事です。これは、中途採用、新卒採用に次ぐ回答であり、多くの企業においてAI代替が急速に進んでいることを示しています。
AI代替による影響を真っ先に受けるのはIT業界、その中でもコーディングやテストなどシステム開発の下流工程であり、まさにベトナムのオフショア開発そのものです。
それを示すように、2024年に最も人材不足の逼迫感が高かった「一般的なITエンジニア」は、僅か1年半で約20ポイントも逼迫感が緩和されています。
AIは21世紀の産業革命と言われています。
では18~19世紀の手工業中心の社会から機械工業中心の社会へと移行したイギリス産業革の時はどうであったでしょうか?
当時の代表的な手工業である木綿織物業の手織工は、機械に取って代わられ一気に消滅したのでしょうか。
実際には、手織工は産業革命後も数十年に渡り存在し続けたという論文もあります。もちろん当時の機械化と現在のAI化、進化のスピードは異なりますが、もしかしたら想像よりも緩やかに社会は変化して行くのかも、
と、楽観的に考えたりしてみましたが、既に変化は始まっています。
ダーウィンの進化論では、偶然の変異の中で、環境に適応できた物だけが生き残ってきました。
偶然変異ではなく必然変異にできるよう、AI化という変化を楽しみ、適応力を発揮する組織に変えていかなければなりません。
幸いベトナムの平均年齢は30代前半、弊社の平均年齢は25歳!まだまだ必然変異を起こしていけるはずです!
【ベトナム企業のAI導入は前年比39%増】
ベトナム企業のAI導入は前年比39%増です!
世界平均を超えるベトナムのナレッジワーカー(知識労働者)の88%がAIを活用しています。
弊社もAIツールを積極的に活用して生産性を向上させています!
AIの普及で、仕様書やチャットの日本語の壁も無くなり、コードレビューやテストなど大幅に生産性が向上しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
糸見 圭太郎
Itomi Keitaro